アロワナの種類別解説

AROWANA

総合的な飼育のポイント

アロワナはその美しい姿と優雅な動きで多くの観賞魚愛好家に人気があります。
ここでは、代表的なアロワナの種類とその特徴、サイズ、飼い方のポイント、産地など、飼育を検討している方に役立つ情報を詳しくご紹介します。

総合的な飼育のポイント

水槽:アロワナは大型魚であるため、広い水槽が必要です。最低でも150cm以上の水槽を用意しましょう。
水質管理:定期的な水質チェックと水換えが重要です。フィルターシステムも高性能なものを使用しましょう。
:生餌と人工餌をバランスよく与え、栄養管理に気をつけましょう。
健康管理:定期的な健康チェックを行い、病気の早期発見と対策を心掛けましょう。
混泳:アロワナは単独飼育が基本ですが、他の魚と混泳させる場合は、性格やサイズに注意が必要です。

詳しい飼育方法についてはご来店の際にしっかりとアドバイスいたしますので、ご安心ください。

アロワナの各種類と説明・飼い方のポイント

01. アジアアロワナ (Asian Arowana)

特徴:アジアアロワナは、その美しい鱗と豪華な体色が特徴です。色のバリエーションも豊富で、赤、金、緑、青などがあります。
サイズ:最大で90cm以上に成長します。
産地:主に東南アジア(インドネシア、マレーシア、タイ、カンボジア)で生息しています。

飼い方のポイント

水槽サイズ:180cm以上の大型水槽が理想的です。
水質:pH6.5~7.5の弱酸性から中性の水を好みます。水温は24~28℃を維持しましょう。
:生餌(小魚、エビ)や高品質の人工餌をバランスよく与えます。

02. シルバーアロワナ (Silver Arowana)

特徴:シルバーアロワナは、体が銀白色で、長く伸びたヒレが特徴です。比較的安価で入手しやすい種です。
サイズ:最大で100cm以上に成長します。
産地:南アメリカ(アマゾン川流域)

飼い方のポイント

水槽サイズ:最低でも150cm以上の水槽が必要です。
水質:pH6.0~7.0の弱酸性の水を好みます。水温は24~30℃を維持します。
:小魚、昆虫、人工餌などを与えます。

03. ブラックアロワナ (Black Arowana)

特徴:若魚の時は黒い体色をしており、成長とともに銀色に変わります。シルバーアロワナに比べて細長い体型です。
サイズ:最大で90cm程度に成長します。
産地:南アメリカ(ネグロ川流域)

飼い方のポイント

水槽サイズ:150cm以上の水槽が必要です。
水質:pH6.0~7.0の弱酸性の水を好みます。水温は24~28℃を維持します。
:昆虫、小魚、人工餌などを与えます。

04. ノーザンバラムンディ(Scleropages jardinii)

特徴:ノーザンバラムンディは、体に細かいスポットがあるのが特徴です。
サイズ:最大で60cm程度に成長します。
産地:オーストラリア、ニューギニア

飼い方のポイント

水槽サイズ:150cm以上の水槽が必要です。
水質:pH6.0~7.5の水を好みます。水温は24~28℃を維持します。
:昆虫、小魚、人工餌などを与えます。

05. レッドテールゴールデンアロワナ (Red Tail Golden Arowana)

特徴:鮮やかな金色の体色と赤い尾鰭が特徴的です。特に体色が美しい個体は非常に高価です。
サイズ:最大で80cm程度に成長します。
産地:インドネシア(スマトラ島)

飼い方のポイント

水槽サイズ:180cm以上の大型水槽が理想的です。
水質:pH6.5~7.5の弱酸性から中性の水を好みます。水温は24~28℃を維持しましょう。
:生餌や高品質の人工餌を与えます。
注意点:アジアアロワナ同様、高価で特別な許可が必要な場合があります。